2016/03/30

キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生 上

 不思議な土地ツァモーニエンとそこで暮らした青いくまの回想記。
 奇想天外な土地で起きた、奇想天外な経験をしたくまの物語。
 奇想天外の連続であきさせないものの、現実にはまったく役に立たない。

著者 ヴァルター・メアス
訳者 平野卿子
発行年 2005-1
ISBN 4-309-20420-1

2016/03/26

真昼の夢

 原書は「IMAGINE A DAY」Rob Gonsalves
 だまし絵のような空間がねじれた絵の絵本。
 物語ではなく、絵を見て楽しむ絵本。

文 セーラ・L・トムソン
絵 ロブ・ゴンサルヴェス
訳者 金原瑞人
発行年 2006-6
ISBN 4-593-50469-4

2016/03/23

てんぐのそばや 本日開店

 自慢好きでそば打ちが得意な天狗は人間の商店街でお店を始めるお話し。
 最初はうまくいかないものの商店街の人たちなどに助けられて……。

   著者 伊藤充子
画家 横山三七子
発行年 2005-5
ISBN 4-03-501070-7

2016/03/19

魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園

 原書は「THE GRADEN OF ABDUL GASAZI」1979年。
 魔術師を名乗る男の庭に迷い込んだ犬を追いかける少年が見たものは。
 全編モノクロの絵で構成された絵本。

著者 クリス・ヴァン・オールズバーグ(Chris Van Allsbarg)
訳者 村上春樹
発行年 2005-9
ISBN 4-7515-2280-9

2016/03/12

崖の国物語1 深森をこえて

 原書は「BEYOND THE DEEPWOODS」1998年。
 崖の国の深森に暮らす少年トウィッグは、ウッドトロル族として暮らすものの、見た目も考え方もウッドトロルとは全く違ってた。
 家を離れることになったトウィッグだったが、歩くべき道を外れたことで深森に住む様々な生物と出会いトラブルに巻き込まれていく。
 トウィッグの居場所は見つかるのか。
 いろいろなトラブルが起こるものの、話がどこに向かっているのか主人公の未来や深森同様わかりずらい。内容挿絵ともにグロテスクな雰囲気があるので読み手を選ぶ。

著者 ポール・スチュワート(Paul Stewart)
画家 クリス・リデル(Chris Riddell)
訳者 唐沢則幸
発行年 2001-7
ISBN 4-591-06896-X

2016/03/09

ザ・ロープメイカー 伝説を継ぐ者

 原書は「THE ROPEMAKER」2001年。
 古い魔法で守られた谷に暮らす少女ティルヤ。彼女の一族は代々南の森の魔法を守ってきた。
しかし、その冬だけはいつもと様子がちがっていた。谷を守る魔法が切れかけていることを感じ取ったティルヤは新たな救いを求め旅に出る。
 文章量が多い作品で、一般的な児童書では描かない描写もあり、エピローグを含め少し書きすぎな雰囲気もある。
 
著者 ピーター・ディッキンソン(Peter Dickinson)
訳者 三辺律子
発行年 2006-7
ISBN 4-591-09289-5

2016/03/05

フェアリースノーの夢

 梅雨のある日、弟の拓海はCMでDDの姿を見かける。DDとまったく同じように見えるドラゴンの正体は何なのか。叔母の過去へとつながっていく。
 大人のような言動をしつつも子供っぽさが目立つ主人公の少女とボーイフレンドが話を進め、主人公の少女が憧れ、不思議な力を持つ叔母は今回もほとんど活躍しない。
 シリーズを通してファンタジーの雰囲気もあるがそれは一部分。所々で父親やその家系を認めない母方の祖母と、叔母を好まない母の言動などがあるなど、どちらかと言えば家族間の人間関係に焦点が当たっている作品。
 読みやすい文章だが、登場人物たちの子供っぽい言動と、家族間の人間関係が描かれた描写をどう思うかで読み手を選ぶ本。

著者 松本祐子
画家 佐竹美保
発行年 2006-12
ISBN 4-338-22407-X

2016/03/02

ブルーローズの謎

 冬のある日、叔母とともに叔母の知人の葬儀に出かけた未散。その家には有名な絵本の舞台となった庭があったのだが……。
 叔母の登場シーンは少なく、基本的に未散が謎を解いていく。ファンタジーの要素も少なく、家族の人間関係が主軸になっている。
 寒い冬のようにぱっとせず、少し気うつな物語。

著者 松本祐子
画家 佐竹美保
発行年 2004-10
ISBN 4-338-17420-X