2014/05/17

ミステリーYA! 虎と月

 中島敦の「山月記」をもとに著者が考えた後日談。
 父親が虎になったと聞かされて育った少年が、自分も虎になってしまうのではないかと不安にかられ、なぜ父親が虎になってしまったのか、その真相を知るために旅に出るというお話し。
 この物語の根底として「山月記」があるので、「山月記」によい印象を持っている人ならたのしめるかもしれない。
 昔の物語を自分なりの形に変えたオマージュ的作品。
 父親が虎になったなぞを解くという物語なので、血生臭い表現もなく、安心して読めるミステリー。

著者 柳広司
ISBN 978-4-652-08631-5
発行年 2009-2
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