子供を力で押さえつけようとする大人たと、そんな大人から身を隠す不思議な玉を持つなぞの少女エリ。エリとの出会いが、ケンタたちを大冒険に導いていく。
八犬伝をモチーフに、子どもたちを力ずくで従わせようとする教育省や強制収容所といった組織と、それに立ち向かう主人公たちの姿、次々に新たな展開と謎が生まれ、次はどうなるのかが気になり前半はおもしろい。
だが、物語の終盤にくるとこのまま本当に物語が完成するのか不安を感じるようになり、最後は無理矢理に物語を終わらせたような印象で、前半を読んで抱いていた溜飲がまったく下がらないまま終わってしまう。
著者 小野裕泰
絵 多田ヒロシ
少年八犬伝 上
ISBN 4-652-01623-9
発行年 1988-6
少年八犬伝 下
ISBN 4-652-01624-7
発行年 1988-6
ISBN 978-4-652-00531-6
発行年 2006-4
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